校長室ブログ

2/25 中学生の皆さん、あと一息です。& 読書案内8回目

 いよいよ明日、県公立高校の学力検査が行われます。

 県公立高校を受験する中学生の皆さんは、最後の追い込みを頑張っているかもしれません。まあ、しかしもうここまで来たら、あとは体力勝負です。今日は、しっかりとご飯を食べてゆっくり休んで明日に備えてください。

 ここから、またちょっと炎上の危険のあることを書きます。「試験前に縁起の悪いことを読みたくない」というひとは読まないでください。

 入学者選抜を受ければ、中学生の皆さんの中には不合格になる人がいるかもしれません。しかし、私は「万が一不合格になったとしても、それくらい、全然大したことではない」と思います。行きたかった学校に入学できないのは残念ですが、一回の不合格は、皆さんの人生において大した損害ではありません。あとから頑張ればいくらでも取り返すことができる程度のものです。

 

  このように書くと今のご時世では、「不合格の人の気持ちを考えられないのか?」などと批判されそうですが、私はあえて書きます。

 教員をしていると「うちの子には絶対挫折をさせたくないんです」という保護者の方に会うことがあります。しかしこういった方は一生にわたり、お子さんを守って安全・安楽な生き方をさせられると思っているのでしょうか。それに入試などは何とかなったとしても、異性に告白したのに振られてしまう、などという挫折は防ぎようがないと思います(それも避けさせる気なんでしょうか?)。またそういったご家庭のお子さんは、そんなに保護者に干渉されて満足なのでしょうか。

 また、近年は生徒の中にも「失敗をしたくないから、チャレンジはしたくない」という人も多くなってきています。しかし、そんな生き方で楽しいのでしょうか。世の中、勝ったり負けたりするのが面白いのではないでしょうか。私自身は大学受験や入社試験などは、ドキドキ・ワクワクするギャンブルのようで好きでした。

 それに生きていけば、自分の思い通りにならないことがあったり、もっと取り返しのつかない大失敗をしてしまうこともあるかもしれません(というか、あると思います)。そうであれば、今のうちに取り返しのきく程度の軽い挫折を体験しておくのも悪いことではありません。

 もし第1志望の高校に入学できずに第2志望の高校に入ったとしても、そこで夢中になれる部活や趣味、心を許しあえる友人に出会えるかもしれません。合格と不合格、長い目で見てどちらが自分にとって良かったかは、誰にもわからないことだと思います。

 まあ、とにかく明日からの県公立高校の入学者選抜を受ける人は、合否の心配などせずに、ガツンと全力をぶつけられるよう、今日は体調を整えてください。

 あと、読書案内「こんなものを読んできた」の8回目を配信しました。今回紹介したのは、私が小学生の時に最初に買ったハヤカワSF文庫「スターウルフ」シリーズです。読んでほしい、というよりは思い出話ですね…。

 こんなものを読んできた8HP.pdf