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授業の様子「美術Ⅰ」

 美術Ⅰの授業では、自分自身を表現することの大切さや自己理解を深めるために、自画像の作成をしています。「自画像」といっても、自身の姿を描く生徒もいれば、自分自身を見つめて見えてくるその内面を描く生徒もいて、生徒たちの描く絵はとても多様です。そして、それぞれの進度に応じて進めるように、2枚目の絵に取り組む生徒や次の課題に取り組む生徒もいます。次の課題は、郷土玩具(だるま)の制作です。生徒たちが絵画作成で下に敷いて使用した新聞紙も、だるまの芯として再利用して、紙粘土と和紙を使って製作していきます。絵を描くだけでなく、工芸的な要素も取り入れることで、生徒たちは様々な美術の楽しさに触れています。本校の美術の授業では、乾燥した粘土に水を加えて再利用したり、廃棄予定の木材も使用しSDGsの要素も取り入れながら、生徒それぞれがとても集中して自身の作品に取り組んでいます。