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戸田翔陽日誌

多文化共生室・七夕飾り

 本校には、外国籍の生徒が日本語を学んだり、多文化による国際交流ができる「多文化共生室」があります。今日はその多文化共生室に笹が届きました!七夕の漢字や短冊にお願いごとをする表現を学んだ後に、早速短冊にそれぞれ願い事を書いて飾りつけをしました!これからもっと多くの生徒が来室して、たくさん短冊が飾られていくと良いですね。みんなの願いが叶うことを何よりも願っています!

授業の様子・物理基礎

 今日の物理基礎の授業では「重力による運動の特徴を知る」ために、実験が行われました。1/50秒ごとに打点する記録タイマーを利用した実験で、垂直落下させた記録テープの打点データを解析していきます。区間ごとのテープの長さや移動距離を表にまとめてグラフを作成し、グラフから加速度を求めていきます。動画やスライドも利用することで、実験や解析の仕方が生徒にとって分かりやすくなっていました。

 生徒たちはお互いに協力しながら夢中になって実験に取り組み、今まで習ってきた知識も復習しながらデータ解析に取り組んでいました。生徒の様子を見ながら、こうした実験授業は、そこで得られる知識ももちろん大切ですが、物理という科目を楽しむことにもつながることが良く分かりました。

「男子バレーボール部 全国大会へ」

6月18日(日)、埼玉県定時制通信制総合体育大会兼全国高等学校定通バレーボール大会埼玉県予選が本校にて開催されました。

男子は3チームによるリーグ戦方式で行われて、2勝0敗で優勝することができました。12年連続12回目の優勝です。全国大会へ駒を進めることができました。

 

現チームは、まだまだ伸びしろがあるチームです。全国大会までに質の高い練習を重ねて、チーム目標である「全国大会ベスト8」を達成できるようにチーム一丸となって努力していきます。

 

詳細は「男子バレーボール部の部屋」をご覧ください。

 

授業の様子「美術Ⅰ」

 美術Ⅰの授業では、自分自身を表現することの大切さや自己理解を深めるために、自画像の作成をしています。「自画像」といっても、自身の姿を描く生徒もいれば、自分自身を見つめて見えてくるその内面を描く生徒もいて、生徒たちの描く絵はとても多様です。そして、それぞれの進度に応じて進めるように、2枚目の絵に取り組む生徒や次の課題に取り組む生徒もいます。次の課題は、郷土玩具(だるま)の制作です。生徒たちが絵画作成で下に敷いて使用した新聞紙も、だるまの芯として再利用して、紙粘土と和紙を使って製作していきます。絵を描くだけでなく、工芸的な要素も取り入れることで、生徒たちは様々な美術の楽しさに触れています。本校の美術の授業では、乾燥した粘土に水を加えて再利用したり、廃棄予定の木材も使用しSDGsの要素も取り入れながら、生徒それぞれがとても集中して自身の作品に取り組んでいます。

授業の様子「公共」

 今日の公共の授業では、日本国憲法の導入として、「日本国憲法の前文を、令和の自分たちなりに翻訳しよう!」をテーマに、グループ活動をしました。小学生でも分かるように、日本国憲法前文の翻訳をすすめました。生徒たちはスマートフォンやタブレットなど、各自の端末を利用して、難しい言葉の意味を調べたり、より分かりやすく内容が伝わるように言葉選びの工夫をしていました。こちらの予想とは違う端末やアプリの利用の仕方があり、生徒たちの学びあいも進みます。また、他者に説明することを想定することで、生徒たちの理解がどんどん深まっていく様子が見られました。

授業の様子「地理総合」

 地理総合の授業では、生徒がGoogle Formsで入力した振り返りシートを使って、みんなで前回の授業を復習した後、造山帯や川の働きについて学びました。授業スライドのデータを、生徒の端末と共有しながら授業を進めることで、生徒たちは手元でもスライドを見ることができ、また家での復習にも活用できます。

 導入として実施した埼玉県の地理にまつわるクイズでは、生徒たちはお互いに予想を立てながらワイワイ盛り上がっていました。NHK講座の動画も活用することで、授業だけではイメージしづらい部分も生徒たちは良く理解している様子でした。

教育委員訪問!

 6月14日(水)、埼玉県教育委員会の教育委員4名の方に本校を訪問いただきました。本校の概要を簡単に説明した後、実際に授業の様子や施設を見学いただきました。意見交換の場では、委員の皆様より、本校の取り組みについて率直に「感動した」とお言葉をいただきました。県内唯一の3部制県立高校として、不登校を経験した生徒に対する受け入れ状況やカウンセリング等の支援体制の充実など、とても丁寧に生徒を指導しているとお言葉をいただき、また外国籍の生徒についても、多文化共生室の設置や毎日の日本語支援の充実など、他校には類を見ない取り組みであるとお褒めの言葉をいただきました。また、進学指導についても、スタディサプリの導入や希望者への補習指導など、幅広い学力層に対応するともに、福祉科における体験的な学習や「介護職員初任者研修」の資格取得などを通してキャリア教育も充実していると評価いただきました。

 訪問の終わりには、「ぜひこの素晴らしい学校を、もっと積極的に自信を持って広報して欲しい!」と激励のお言葉をいただきました。教育委員の皆様のご意見を受けて、更に本校の教育活動を充実させるとともに、本校のシステムや魅力を理解していただけるように努力していきます。

☆コミュニティスクール☆

 本校は、県立高校ではまだ9校しか実施していないコミュニティスクールの仕組みを導入しています。コミュニティスクールとは学校運営協議会を置く学校のことで、本校では6月13日(火)に第1回学校運営協議会を実施しました。関係行政機関、大学、埼玉県スクールソーシャルワーカー、特別支援教育コーディネーター、町内会会長、PTA代表など、本校と深くかかわる委員の方々にご参加いただき、本校の学校運営基本方針などについてご承認いただきました。また、生徒会の役員生徒も参加し、本校の課題だけでなく、地域や生徒・保護者にとってもメリットのある視点で意見交換をしました。今後も地域連携を大切にしながら、学校運営を進めていきます。

※本校の学校自己評価システムシートは、学校HPで公開しています。

学校通信第4号

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学校通信第4号を発行しましたのでご覧ください!

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