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戸田翔陽日誌

授業の様子・歴史総合

 歴史総合の授業では、近現代における国際秩序の変化や、日本や日本周辺の地域及び世界の歴史との関連性について学びます。今日の授業では、第一次世界大戦時の日本や周辺諸国の動きについて学びました。先生が様々な資料を提示しながら丁寧に説明してくれます。また、歴史では非常に重要となる過去とのつながりについて、生徒同士でも確認しながら歴史への理解を深めていきます。絶えず先生の問について、生徒たちが一生懸命考えることで、学びが深まっていくのですね。

授業の様子・スポーツⅢ

 選択科目スポーツⅢの授業では剣道をやっています。ほぼ全員が剣道初心者ですが、男女とも多くの生徒が選択しています。礼に始まり礼に終わる伝統的な行動から、生徒たちはとても集中して授業に臨んでいます。今日の授業では手ぬぐいの付け方と面の付け方を学びました。初めてだとなかなか難しいのですが、先生の丁寧な指導とお互いの教えあいにより、随分上手になりました。いよいよ、次回からは面をつけた上での面打ちにも入っていきます。少しずつ、でも確実に技能も身に付けていきます。そして授業の最後は、武道ならではの黙想と礼で終わります。黙想の時の静けさに、心と体が落ち着きますね。

授業の様子・英語コミュニケーションⅡ

 今日の英語コミュニケーションⅡの授業では、「A society with Drones」のレッスンの中で、ドローンの利点について学びました。出てくる単語も内容も難しくなってきましたが、授業はいつも「Think - Pair - Share!」(まずは一人で考え、ペアで確認し、全体で共有する)という流れが出来ているため、みんなで協力しながらしっかりと理解していきます。また、担当の先生が教科書の解説動画(youtube)を作成してくれているため、生徒たちはいつでも内容を確認できます。おかげで生徒たちは、実際の授業でしかできない協働活動に集中することができます。先生よりも生徒たちの方が話している時間が長い授業は、活気に溢れていますね。

授業の様子・課題研究

 本校には、商業科の「課題研究」の授業があります。実践的・体験的な学習活動を通して、ビジネスに関する課題を発見し、その解決策を探究する授業です。本校の課題研究では、現在探究学習プログラム「クエストエデュケーション」に取り組んでいます。

 今日の授業では、協力企業から与えられたミッションについて、その意味や定義について考えました。そして、付箋を利用したブレインストーミングをすることで、自分たちの考えを次々に言葉にして共有していきました。お互いに刺激されて、また新しいアイデアが次々と出てきます。

 正解の無い問いに自分たちで考え話し合うことで、コミュニケーション能力が養われることはもちろん、思考力や発想力が養われます。このような力がこれからのビジネスや仕事では求められていくのですね。

授業の様子・チャレンジ英語

 本校では、英語が苦手な生徒を対象に基本的な英単語や英文法を学ぶ「チャレンジ英語」という学校設定科目(本校独自の科目)があります。今日の授業では、県教育委員会の派遣事業でこの夏にオーストラリア研修に行ってきた本校の先生が、オーストラリアでの様子を簡単な英語で紹介するところから始まりました。生徒たちは先生の流暢な英語を一生懸命聞きながら理解しようと努力していました。

 今日の目標は、英語の疑問文と否定文を理解するということで、生徒たちは様々な問題に取り組みました。生徒が問題に取り組んでいる間も絶えず先生が生徒の様子を把握しながら個別に支援していきます。分からなかったことが分かるようになる、というのは本当に嬉しいことですね。

授業の様子・フードデザイン

今回のフードデザインは調理実習でした。

家庭科と給食担当の栄養職員(栄養士)とコラボしたもので、給食のメニューから生徒が食べてみたいものを1つ選び、調理実習しました。

栄養職員の調理技術と栄養の専門知識を少し学び、日常の食生活と給食の違い、外食を健康的に食べるとき気を付けなければならないことを学んでいました。

同じ話は家庭科の授業の中でもあったと思いますが、改めて専門家から話を聞くと、日常の授業の内容が本当に大切なことなんだ、ということを感じてくれたのではないかと思いました。

実習中、生徒の皆さんは生き生きとした顔つきで皆で協力しながら取り組んでいた姿が印象的でした。

 

授業の様子・音楽Ⅱ

 音楽Ⅱの授業ではクラシックギターの演奏をしています。全員がギター初心者ですが、ギターの調弦方法やタブ譜の読み方など基本的なことから始め、今では随分と弾けるようになってきました。

 毎授業後にGoogle Formsを利用して生徒それぞれがしっかりと振り返りを行い、それを次の授業でみんなで共有しながら授業を進めていきます。自身の振り返りを通して言語化することで、自分の学びを自分で調整することができるようになっていきます。

 そのような積み重ねの上に、まずはギター演奏を何より楽しみつつも、最後には二重奏でのアンサンブルを体験し、和音の響きを味わったりしながら、自分たちで演奏を完成させるという成功体験をしてもらいたいと考えています。

授業の様子・情報デザイン

 本校では情報の専門科目として「情報デザイン」の授業があります。今日の授業では、5分間のタイピング練習をした後、GIAMというGIF形式のアニメーション画像を作成するソフトを使って、それぞれの生徒がアニメーション動画を作成をしました。まさにアニメを作るように少しずつコマの付けたしをしながら作成していきます。なかなか大変な作業になりますが、生徒たちは非常に集中してそれぞれのストーリーを形にしようとしていました。一人一台のタブレットを導入している1年生は、ペンも使ってアニメーション作成を行っています。このような授業を高校時代に経験できるというのは素晴らしいことですね。

東京医療保健大学の医療系教養講座を実施しました!

 9月12,13日に「こころとからだの理解」の授業において東京医療保健大学の教育学修士 荻原雄一先生に講演して頂きました。 

 Society5.0時代における医療と情報学について、医療職について、人間力とはなにか、生物としてのヒトの特徴について、などのお話を生徒の興味を引きながらとてもわかりやすくお話しくださいました。

 医療分野の観点から今後日本で問題になっていくこと、そして「視覚」の観点から“自分と他人が違うのは当然だ”ということも学ぶこともできました。「福祉をこれまで学んできたことを強みに」というお言葉は、生徒たちにとっても大きな励みになったかと思います。

 貴重な学びの時間を提供してくださった東京医療保健大学の方々に御礼と感謝を申し上げます。