戸田翔陽日誌
学校通信第5号
卓球部・大会報告
5月21日に「全国高等学校定時制通信制体育大会卓球競技県予選会」が行われ、本校からは男子3名、女子1名が出場しました。
結果は、男子個人戦で6位入賞しました。女子個人戦では4位入賞し、数年ぶりの全国大会への切符を手に入れました。3年間努力を続けてきて、念願の全国大会出場を決められて顧問としても嬉しく思います。
8月8日~10日に「駒沢オリンピック公園総合運動場」で行われる全国大会では、今までの練習の成果を発揮し存分に楽しんでほしいと思います。
※全国大会出場者 3年 酒井 貞和
授業の様子・言語文化
今日の言語文化の授業では、吉田兼好「徒然草」を扱いました。まずは古典の読みを全体で丁寧に確認した後は、一人一台端末を利用したグループ活動です。Google Jamboardを使って、徒然草の漫画のコマに合わせた現代語訳を作成していきます。グループ内で話し合ったり語句を調べたりして、協力しながら理解していきます。Google Jamboardは共同編集でき、お互いに共有しながら活動を進めていくことができるため、まさに「主体的・対話的で深い学び」が実現されていました。生徒たちはとても集中して、何よりとても楽しそうに古典の内容を学んでいました。
授業の様子・論理国語
今日の論理国語の授業では、初めにNHK高校講座の動画教材を利用して、「意見の対立を人と人との対立にしないこと」や「いろんな意見があることは素晴らしいことだ」といったポイントを押さえながら、「合意形成」の重要性について学びました。そしてそれぞれの端末を利用して、NHK NEWS WEBから自分が気になった記事の内容をまとめた上で、自分の考えを書く活動を行いました。文章作成後には、それぞれが作成した文章をお互いに読んで、相手にコメントをしていきます。他者を意識した書き手の視点、そして書き手を意識した読み手の視点が育成されます。生徒たちが将来、論理的思考力をもって、他者を受容し、合意形成をしていく上でとても大切な授業でした。
多文化共生室・七夕飾り
本校には、外国籍の生徒が日本語を学んだり、多文化による国際交流ができる「多文化共生室」があります。今日はその多文化共生室に笹が届きました!七夕の漢字や短冊にお願いごとをする表現を学んだ後に、早速短冊にそれぞれ願い事を書いて飾りつけをしました!これからもっと多くの生徒が来室して、たくさん短冊が飾られていくと良いですね。みんなの願いが叶うことを何よりも願っています!
授業の様子・物理基礎
今日の物理基礎の授業では「重力による運動の特徴を知る」ために、実験が行われました。1/50秒ごとに打点する記録タイマーを利用した実験で、垂直落下させた記録テープの打点データを解析していきます。区間ごとのテープの長さや移動距離を表にまとめてグラフを作成し、グラフから加速度を求めていきます。動画やスライドも利用することで、実験や解析の仕方が生徒にとって分かりやすくなっていました。
生徒たちはお互いに協力しながら夢中になって実験に取り組み、今まで習ってきた知識も復習しながらデータ解析に取り組んでいました。生徒の様子を見ながら、こうした実験授業は、そこで得られる知識ももちろん大切ですが、物理という科目を楽しむことにもつながることが良く分かりました。
バドミントン部大会報告
「男子バレーボール部 全国大会へ」
6月18日(日)、埼玉県定時制通信制総合体育大会兼全国高等学校定通バレーボール大会埼玉県予選が本校にて開催されました。
男子は3チームによるリーグ戦方式で行われて、2勝0敗で優勝することができました。12年連続12回目の優勝です。全国大会へ駒を進めることができました。
現チームは、まだまだ伸びしろがあるチームです。全国大会までに質の高い練習を重ねて、チーム目標である「全国大会ベスト8」を達成できるようにチーム一丸となって努力していきます。
詳細は「男子バレーボール部の部屋」をご覧ください。
授業の様子「美術Ⅰ」
美術Ⅰの授業では、自分自身を表現することの大切さや自己理解を深めるために、自画像の作成をしています。「自画像」といっても、自身の姿を描く生徒もいれば、自分自身を見つめて見えてくるその内面を描く生徒もいて、生徒たちの描く絵はとても多様です。そして、それぞれの進度に応じて進めるように、2枚目の絵に取り組む生徒や次の課題に取り組む生徒もいます。次の課題は、郷土玩具(だるま)の制作です。生徒たちが絵画作成で下に敷いて使用した新聞紙も、だるまの芯として再利用して、紙粘土と和紙を使って製作していきます。絵を描くだけでなく、工芸的な要素も取り入れることで、生徒たちは様々な美術の楽しさに触れています。本校の美術の授業では、乾燥した粘土に水を加えて再利用したり、廃棄予定の木材も使用しSDGsの要素も取り入れながら、生徒それぞれがとても集中して自身の作品に取り組んでいます。
授業の様子「公共」
今日の公共の授業では、日本国憲法の導入として、「日本国憲法の前文を、令和の自分たちなりに翻訳しよう!」をテーマに、グループ活動をしました。小学生でも分かるように、日本国憲法前文の翻訳をすすめました。生徒たちはスマートフォンやタブレットなど、各自の端末を利用して、難しい言葉の意味を調べたり、より分かりやすく内容が伝わるように言葉選びの工夫をしていました。こちらの予想とは違う端末やアプリの利用の仕方があり、生徒たちの学びあいも進みます。また、他者に説明することを想定することで、生徒たちの理解がどんどん深まっていく様子が見られました。
授業の様子「地理総合」
地理総合の授業では、生徒がGoogle Formsで入力した振り返りシートを使って、みんなで前回の授業を復習した後、造山帯や川の働きについて学びました。授業スライドのデータを、生徒の端末と共有しながら授業を進めることで、生徒たちは手元でもスライドを見ることができ、また家での復習にも活用できます。
導入として実施した埼玉県の地理にまつわるクイズでは、生徒たちはお互いに予想を立てながらワイワイ盛り上がっていました。NHK講座の動画も活用することで、授業だけではイメージしづらい部分も生徒たちは良く理解している様子でした。
教育委員訪問!
6月14日(水)、埼玉県教育委員会の教育委員4名の方に本校を訪問いただきました。本校の概要を簡単に説明した後、実際に授業の様子や施設を見学いただきました。意見交換の場では、委員の皆様より、本校の取り組みについて率直に「感動した」とお言葉をいただきました。県内唯一の3部制県立高校として、不登校を経験した生徒に対する受け入れ状況やカウンセリング等の支援体制の充実など、とても丁寧に生徒を指導しているとお言葉をいただき、また外国籍の生徒についても、多文化共生室の設置や毎日の日本語支援の充実など、他校には類を見ない取り組みであるとお褒めの言葉をいただきました。また、進学指導についても、スタディサプリの導入や希望者への補習指導など、幅広い学力層に対応するともに、福祉科における体験的な学習や「介護職員初任者研修」の資格取得などを通してキャリア教育も充実していると評価いただきました。
訪問の終わりには、「ぜひこの素晴らしい学校を、もっと積極的に自信を持って広報して欲しい!」と激励のお言葉をいただきました。教育委員の皆様のご意見を受けて、更に本校の教育活動を充実させるとともに、本校のシステムや魅力を理解していただけるように努力していきます。
☆コミュニティスクール☆
本校は、県立高校ではまだ9校しか実施していないコミュニティスクールの仕組みを導入しています。コミュニティスクールとは学校運営協議会を置く学校のことで、本校では6月13日(火)に第1回学校運営協議会を実施しました。関係行政機関、大学、埼玉県スクールソーシャルワーカー、特別支援教育コーディネーター、町内会会長、PTA代表など、本校と深くかかわる委員の方々にご参加いただき、本校の学校運営基本方針などについてご承認いただきました。また、生徒会の役員生徒も参加し、本校の課題だけでなく、地域や生徒・保護者にとってもメリットのある視点で意見交換をしました。今後も地域連携を大切にしながら、学校運営を進めていきます。
※本校の学校自己評価システムシートは、学校HPで公開しています。
学校通信第4号
2年次遠足
5月26日(金)2年次は東京遠足に行って参りました。
修学旅行本番に合わせて早い時間での集合でしたが生徒はしっかりと集合場所の羽田空港にて点呼を行いました。
点呼の後は班ごとに東京都内を観光して回りました。
お台場、浅草あたりが人気スポットだったようです。
最後は上野公園の前で集合し解散しました。
2年次修学旅行は12月実施予定です。
4年次スポーツ大会
今年の4年次はOne Teamがスローガンです。
5月26日
クラスの垣根を越えてスポーツ大会を実施しました。種目はソフトバレーです。男女一緒にプレーしました。あまり馴染みのないスポーツだったようですが、大いに盛り上がりました。
バスケ部大会報告
5月14日(日)から三週間にわたって令和5年度埼玉県高等学校定時制・通信制総合体育大会兼全国高等学校定時制・通信制バスケットボール大会埼玉県予選が行われました。今大会から同居家族に限り観戦人数に制限がなくなり、多くの保護者の方にご来場いただいての大会開催でした。
男子は9名で大会に参加となりました。2回戦で川口市立高等学校に22VS26で惜敗し、2回戦敗退となりました。
女子は6名で大会に参加となりました。準決勝でクラーク所沢高等学校に34VS33で勝利し、決勝では狭山緑陽高等学校に38VS66で敗れ、準優勝となりました。
いつも生徒の活動を支えていただきありがとうございます。今後とも本校バスケ部の活動にご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
生徒総会
5月25日、全校生徒が体育館に集まり生徒総会が開かれました。
議案は今年度の生徒会活動方針や生徒会予算、部活動の統廃合など7つあり、すべて承認されました。
昨年度から部員0名・活動なしとなっていた体操部とギター部はこの日をもって廃部となりました。
文化祭実行委員長からは、今年度の翔陽祭テーマの募集について説明がありました。また、生徒会からは翔陽祭のステージ発表者とのど自慢大会の出場者募集について告知がありました。
そして、体育祭の種目アンケートの結果が公表されました。今年度は生徒会の要望により、体育祭種目の一部変更が検討されています。
今年度の生徒会は、生徒の意見が学校運営に生かされるように頑張ります。
体力テスト
5月24日、昨日の雨も上がり、1・2年次合同で体力テストを行いました。
来年度の記録向上に繋がるように明日からも運動に取り組みましょう。
【剣道部大会報告】全国大会出場
5月14日(日)県立富士見高校を会場に、令和5年度 埼玉県定時制通信制高等学校総合体育大会兼全国定時制通信制高等学校剣道大会埼玉県予選会が行われました。
3名が出場して、以下の3名が、8月7日(月)日本武道館で行われる全国定通大会出場が決定しました。
大会に向けてしっかり稽古したいと思います。応援よろしくお願いいたします。
【男子】個人戦
3位 4-Ⅰ 田﨑 優斗(個人戦、団体戦全国大会出場)
【女子】個人戦
3位 3-A 髙田 美咲(個人戦、団体戦全国大会出場)
5位 3-J 江村 実穂(サポートメンバー)
出張介護授業「介護の魅力PR隊」
福祉科の授業において社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会の職員の方から福祉の仕事について講義いただきました。その中で埼玉県知事から任命を受けた「介護の魅力PR隊」である介護職員の方が仕事の実際について具体的なお話をしていただき、生徒も気になる質問をしながらあっという間の1時間でした。
さらに「高齢者疑似体験教材」を活用した高齢者理解を進める学習を行いました。初めて体験した生徒も多く、ヘッドホンやゴーグルを装着して見えずらさや聞こえずらさを体感し、どのような支援が必要か気づくことができました。
このような関係機関との連携を通して、生徒たちの活動が充実し、学びがますます深まっていきます。このような社会と直につながるような活動や学びをこれからも進めてまいります。
避難訓練
今年度1度目の避難訓練を実施しました。今回は大きな地震の後の火災を想定しての避難訓練です。1年生にとっては本校での初めての避難訓練となりますが、避難経路をしっかりと確認し、落ち着いて速やかに避難することができました。災害はいつ起こるか分かりません。そのことを常に念頭に置きながら、生徒の安全確保を第一に教育活動を進めていきます。
自転車マナーアップ推進校に指定!
蕨警察署より、今年度本校が自転車マナーアップ推進校に指定されました。生徒の安全確保のために自転車の運転については常日頃から指導していますが、今年度は更に警察の協力も得ながら、自転車マナーを中心に交通安全意識を高めていきます。
憩いの時間 (^^♪
本校のシンボルでもあるメタセコイヤの並木道はもちろんのこと、本校には生徒たちが外でのんびりくつろげる場所がたくさん用意されています。今の快適な陽気の時は、外のベンチでお昼を食べる生徒がたくさんいます。暖かな日差しの下、爽やかな風に吹かれながら過ごす時間は、正に憩いの時間ですね。生徒たちの笑顔が輝いています。
焦らずに、心に余裕を持ちながら、ゆっくりと学校生活を楽しんで欲しいと思います。
これからよろしくお願いします!
4月13日に対面式が行われ、新入生と2〜4年次生が向かい合って一斉に「よろしくお願いします」の挨拶をしました。
その後の副校長・教頭講話では、「人生CHA・CHA・CHA」と「学びの多様性」についての話がありました。昨年度末から使われている「人生CHA・CHA・CHA」。生徒たちには多くのチャンスを掴み、チャレンジし、自分をチェンジする1年にしてほしいと思います。
また、Ⅲ部はこの日から給食も始まり、カレーを美味しそうに食べていました。
来週からはいよいよ授業がスタートします。
第59回入学式
4月11日、メタセコイアの木々も緑色に変わり暖かな風が吹く春の陽気の中、213名の新入生が入学しました。
校長式辞では、様々な困難も乗り越えていけるように人に頼れる人間になろうという話がありました。
新入生代表による誓いの言葉では、本校で新たな一歩を踏み出す決意を強く感じました。
新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。これからの高校生活で新入生の皆さんが 夢を追い 空翔ける ことを期待しています。
令和5年度が始まりました。
4月10日、新たな年度が始まりました。
始業式では、4月から着任した教職員の紹介と年次団の発表がありました。
校長講話では、医師・熊谷晋一郎 氏の「自立とは依存を増やすこと」という話が紹介され、頼る場所を増やすことの大切さを教わりました。
生徒指導からはコート規定の見直しが発表され、様々なコートを着用できるようになりました。
学校生活はコロナ前に戻りつつあり、今年はたくさんの生徒の笑顔が見られそうです。