戸田翔陽日誌
授業の様子・国語表現
国語表現の授業では、問いに対する結論を、仮設・検証の流れで導きだし、スライドを用いてクラスに発表することを通して、論理的に考える練習を行っています。
今日の授業では、①「なぜメディアで恋愛は推奨され、恋愛しないことは推奨されないのか」、②「SNSは若者たちのコミュニケーションにどのような影響を与えているのか」という問いについて、2つのグループが発表しました。
生徒たちは、グループで分担しながら作成したスライドをうまく使って、自分たちが調べたり、アンケートして得たデータ等を用いて分かりやすく発表していました。
このような授業が、正に学校でしかできないことであり、生徒たちが高校卒業後の進路で求められていく能力の一つなのだと思います。たくさんの経験を通して、これからも堂々と人前で発表できるようになっていって欲しいです。
部帯ごと年次集会
今日はⅠ部、Ⅱ部、Ⅲ部の部帯ごとに年次集会が行われました。1年次は、全ての部帯で進路指導主事が進路について大切なことを話してくれました。2年次では、進路や文化祭や修学旅行のことなどについて、各担任の先生方がお話をしてくださいました。
先生方の温かい話に、生徒たちはうなずきながらよく話を聞いていました。こういう時間が、学校ならではという感じがしますね。
授業の様子・簿記
簿記の授業では、現在1年生を中心に全商簿記実務検定3級の問題に取り組んでいます。ウォームアップとして、銀行や商店の取引きについて仕訳を行っていきます。生徒たちは電卓をたたきながら、各問題に取り組んでいきます。借方や貸方、勘定科目など、正確に読み取らないといけないので、かなり難しいように感じましたが、ほとんどの生徒が全問正解するなど、生徒の意欲の高さを感じました。今日の内容も「貸倒引当金の見積もり」といった難しい内容でしたが、生徒は基本問題を難なく正解していました。
総合学科の本校では、1年生から選択して専門科目を学ぶことができます。それぞれの生徒が自分の興味・関心、進路希望等に応じてその能力を伸ばしていってくれることを願っています。
授業の様子・英語コミュニケーションⅡ
今日の英語コミュニケーションⅡの授業では、始めにグループに分かれて、自分の興味のある国について、その国の文化・生活・社会・イベントなどを、英語で伝える活動を行いました。生徒たちは各自の端末等を利用しながら、英語で一生懸命プレゼンテーションをしました。ALTの先生も彼らのプレゼンテーションのサポートに入ってくれました。
そして後半は、教科書の内容について、ALTの先生が英語で説明しながら、各グループでディスカッションしました。こうしてできるだけ多く英語を使うことが、英語の上達にはとても大切ですね。
授業の様子・LHR(アサーショントレーニング)
今日のLHRでは、自分も相手も大切にしたコミュニケーションの大切さや、そのための表現方法を学ぶアサーショントレーニングを実施しました。
まず生徒たちは2種類の個人ワークを通して、自己理解を進めていきます。その上で、アサーティブに自己表現するための「DESC法」について学び、グループワークで問題解決とシナリオ作りを行います。最後には、グループで作成したシナリオでロールプレイを行いました。
生徒たちは絶えず楽しそうに活動していました。そしてグループで活動する中で多くの気づきがあります。「DESC法」という一つの手法を学ぶことで、普段の何気ない自分のコミュニケーションを振り返ることができました。このような活動をとおして生徒たちのコミュニケーション能力が向上していくのですね。
なお、今回の授業は生徒指導・教育相談上級研修の一環として行われたため、多くの先生方も参観しました。こうした授業や活動が、どの先生方でもできるように学校として取り組んでいきたいと思います。
授業の様子・言語文化
今日の言語文化の授業の目標は、「根拠を持って主張を述べる」です。文学作品『羅生門』を取扱いながら、その登場人物「下人」を弁護するために、生徒たちは「裁判資料」(本文)を丁寧に読解し、それぞれの論告(ポイント)について、根拠に基づいた自分の主張を作っていくという授業です。裁判を模した授業に、生徒たちは夢中になって授業に取り組んでいました。
生徒たちはお互いに分からないところを教え合いながら、自分たちの主張を固めていきます。そしてお互いに発表しあいながら、それぞれの主張の根拠が妥当かどうか話し合います。教室の中は絶えず生徒たちの対話に溢れていました。
「根拠を持って主張を述べる」という目標の達成はもちろんのこと、このような授業を通して、積極的に周りの人と意見を交わし言葉を通して他者や社会に関わろうと態度が養われています。
授業の様子・ビジネス基礎
商業科科目のビジネス基礎。今日は小売業の種類を業態別に学びました。一般小売店、専門店、SPA(製造小売)、百貨店、総合スーパーなどの業態について、生徒に身近な具体例を沢山示してあげることで、その違いについて非常に分かりやすく学ぶことができました。また、なぜ最近では専門店が増えているのか、という問いに生徒たちが対話しながら考えることで、一人では出てこない様々な答えが出てきました。決して正解は一つではないからこそ、楽しいのかもしれませんね。
授業の様子・地理総合
今日の地理総合の授業では雨温図(降水量&気温)とハイサーグラフ(平均気温&平均降水量)について学びました。
まずは各個人でグラフのデータの読み取りをします。それをペアでチェックして、全体で確認します。確認の時は、スライドだけでなく、実際に先生が書き込みをしながら確認していくのでとても分かりやすいです。そして最後は、実際の気象庁のデータを各自の端末で調べながら、雨温図とハイサーグラフを作成していきます。
学びをインプットして、それをアウトプットすることで、知識を内在化(インテイク)させていく。生徒たちもみんな夢中になって授業に取り組んでいる様子を見ていると、様々な気付きがあることがよく分かりますね。
授業の様子・英語コミュニケーションⅢ
今日の英語コミュニケーションⅢの授業では、宇宙ゴミの問題についての英文を扱いました。内容が非常に難しいものになりますが、先生が作る明るい雰囲気のもと、生徒たちは積極的に授業に取り組みます。
Listening, Reading, Writing, Speakingの4技能の活動に加えて、Interaction(やりとり)の活動を通して、教科書の内容を様々な角度から理解し、更に自分でも単語や表現を活用できるようにしていきます。
授業の様子・国語表現
今日の国語表現では、相手に伝わりやすいメール文を書くための学習を、ジグソー法を用いて行いました。ジグソー法とは、それぞれ与えられた資料を他の仲間に説明をすることで、学習の全体像が見えてくるという学習法です。生徒たちは積極的にコミュニケーションを取りながら学びを深めていきます。そして最後には、全員がタブレットを利用しながら、グループごとに協力して伝わりやすいメール文を作成しました。同時編集機能を利用して、一つのメールや課題に全員で取り組むことができるため、生徒たちは終始活発に活動し、とても活気のある授業となりました。